クリスチャンスカウト
クリスチャン(プロテスタント)スカウトについての情報です。
ボーイスカウトでは、個人個人が明確な信仰を持つことを奨励しています。キリスト教のクローズ団で活動しているスカウトもいれば、オープン団で個人的に信仰を守っているスカウトもいます。
『本運動は、各人の信仰を弱めるものではなく、逆に強めるものである。スカウトのおきては、スカウトが誠実かつ真剣に、それぞれの信仰を実践することをもとめるものである。』 コペンハーゲン国際会議 1924年
- スカウティングと宗教
大阪連盟発行が以前発行した「宗教章ガイド」に簡潔にまとめられていますので、抜粋したものですが参照してください。
- 日本でのスカウティングと宗教
日本のスカウティングの信仰への取り組みは、スカウト・リーダーの一人一人が様々に感じていると思いますが、原点として「日本連盟教育規定」の関連箇所を参照してください。
- スカウツオウンとは“Scouts' Own Service”という語の短縮されたものです。直訳すると、「スカウト自身による礼拝」という意味です。つまり、牧師が参加しないで、スカウトまたはリーダーの司式で行われる礼拝です。
- 牧師によるスカウトのための礼拝は「スカウト礼拝」と呼んだりします。
- キリスト教(プロテスタント)でのスカウツオウンの一例として
司会 はスカウト、聖書・讃美歌の箇所の指定はリーダー
- 讃美歌 全員
- 主の祈り 全員
- 聖書朗読 スカウト
- お祈り スカウト
- お話し(説教) リーダー
- お祈り リーダー
- 讃美歌 全員
- 黙祷 全員
- キリスト教章取得者なら、聖書の箇所を指定し「お話し」が出来るように、つまりスカウツオウンをリードできるようになってほしいです。
- 宗教章
キリスト教章は宗教章の一つです。
宗教章については、日本連盟教育規定10-5とその施行細則に定められており、明確な信仰を持つための契機としての、また信仰の励みとしての役割を持っています。対象はローバー、ベンチャー、および1級以上のボーイです。
- 授与基準
教育規定の施行細則に授与基準が示されていますが、さらに各教宗派ごとに授与基準の細目が制定されていますので確認してください。プロテスタントでは具体的な研修内容が提示されています。
- 取得方法
- 自己研修
教会に出向いて、キリスト教について勉強したいと 牧師と直接交渉してください。勉強していただく内容は研修表を参考に牧師と相談してください。 たぶん、若い人がキリスト教について知りたいと訪ねたら、教会で大歓迎されると思うのですが。
- 講習会
関西では、クリスチャンスカウト関西指導者協議会の主催により、年に一回『キリスト教章(プロテスタント)取得講座』が開かれています。
・<礼拝、第一講義、第二講義、小テスト> × 5日
・一泊研修会(ディスカッション、スカウツオウンなど)
・教会の礼拝に出席
上記の項目を完修することが最低条件です。
- 申請・承認
研修が終わりましたら、県連より「宗教章授与申請書」を取り寄せ、各自の教会が属する教団に承認をしてもらいたいと依頼してください。教団の承認がもらえたならば、県連に「宗教章授与申請書」を提出してください。
ただし、日本キリスト教団の場合は『クリスチャンスカウト宗教章委員会』が承認業務をしています。
- CBS協議会の活動
- CBS例会
月一回 (第1火曜日) 日本キリスト教団天満教会にて
- クリスチャンスカウト合同ラリー (CBSラリー)
年一回 春分の日
CBS協議会のスカウト達が集い、一緒に競技・礼拝を行う。
- キリスト教章(プロテスタント)取得講座
年一回 講義=春休み中 一泊研修=4/28,29
- CBS協議会の構成団
- 「教会と神学」
同志社大学神学部助教授 小原克博先生のページ。
日本および世界におけるキリスト教事情や神学関係情報が紹介されています。
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