まき
まき拾い
まき拾いは新人の仕事のように言われますが、実は大変奥の深い仕事です。
まずは、十分に乾燥しているまきを探します。折ってみて、ポキッと乾いた音で折れたらOKです。メキメキとしなって折りにくいものはまだ乾いていないのでダメです。生えている木の枝を折るのは、キャンプのマナーの上でも絶対許されませんし、まきとしても使い物になりません。
まきは拾ったその場で、不用な小枝を落とし一定の長さにそろえてしまいましょう。持ちやすくなりますし、サイトにいらない小枝が散乱しなくなります。まきの長さはカマドの大きさに合わせて決めます。
地面に落ちている枯れ枝も、森の生態系の重要な要素のひとつです。落ち葉や枯れ枝は虫や菌などにより分解され、養分の豊かな表土となり、多くの植物や動物を養います。特に枯れ枝は、落ち葉や表土が水や風などで流出しないようにせき止める役割もしています。一ヵ所から大量にまきをとらずに、広い範囲から少しづつ集めましょう。
もちろん、可能ならば廃材などをまきとして有効利用するためにキャンプ地に持ち込んで使用しましょう。
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