ロープをものに結び付ける
ふたむすびでロープを他のものに結び付けます。
ふたむすびは単純な結びですが、元が引っぱられている限りはゆるみません。立ち木の間にロープを張ったり、横棒から吊り下げるのに使います。ねじむすびも同じように利用できます。
←1.樹木に結び付けるときは表皮を傷つけないように、保護材を巻いてから結ぶようにしましょう。保護材は加わる力の大きさを考えて、十分に厚くて丈夫なものを使用しましょう。
→2.一つ目の結びは端が下から上に出て、間を通って下に降りてきています。
←3.二つ目の結びも同様に、端を下から上に出して、間を通って下に降ろします。
→4.これが正しい結び。二つの結び目が同じ方向を向いています。二つの結び目が下の図のように鏡合わせに向かい合っていたら、間違いです。
←5.ここまでは、わかりやすいようにゆるく結んできました。しかし、本当は一つ目の結びで一度、端と元を引いてしめてください。それから二つ目の結びをし、同様に形を整えながらしめてください。
→Xこれは間違いです。ほどけやすい結びです。
実はこれはほんむすびが変形したものです。ほんむすびで結びつけてから元を強く引っ張るとこの形になります。
◎ふたむすびは実はたてむすびの変形です。たてむすびで結びつけてから元を強く引くとふたむすびになります。
また、結び目だけを見ると元にまきむすびをしている形になっています。
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